ALL JAPAN CAMPIONSHIP 2006
第39回 全日本選手権
激動の1週間、日本勢 沈黙!海外勢 大躍進!!
11月15~19日に、第39回全日本選手権が兵庫県の『アルカイックホール・オクト(特設会場)』で行われた。今回の種目は9ボール。15日の予選から、塙プロの戦いがスタートした。
=14日 前日練習=
『120(ワンハンドレッドトゥウェンティー)』というお店が、ホテルから10分くらいのところにあるが、
移動手段のない人や、外国の選手であふれていて、落ち着いて練習するのは難しい。
そこで、少し離れた『Lapis de mer(ラピス デゥ メール)』というお店で練習。(車で20分ほど)
ここは、昨年同大会のとき偶然見付けたお店で、少し距離はあるが、静かに練習したいときにはいい環境。
でも、近くに駅ができるとかで、立ち退きでここもなくなるらしい。
お世話になるのも今年が最後かも。
木と、海の青を貴重とした、手作りが温かい感じのお店。
無くなってしまうのは残念だ
=15日 1試合目 山本武範プロ(高知)=
腐るな。相手の土俵で戦ってしまっていたように思う。
責めすぎ。
結局、6-9で負け。
今年も敗者側からのスタートとなる。
冷静ではなかった、頭が回らなかった、と後にハナP。
別のテーブルでは、大型新人・大井直幸プロ vs ベテラン・斎藤健吾プロの試合が注目を集めていた。
大方の予想に反し、斎藤プロが優位に立っていたが、大井プロも粘りを見せ8-8のヒルヒルに。
最終ラック、大井プロのセーフティの①番を斎藤プロが見事に入れるも、次の④番で無念のスクラッチ。
9-8で大井プロが勝利した。
2試合目(敗者1回戦) 井上浩平プロ(東京)
アマチュアの頃からの付き合いで、今回の遠征も旅路を共にした、公私に渡り仲の良いプロの一人。
もちろん、ライバルでもあるが、同志という感情が強いかもしれない。
敗者側なので、負けた方は今年の選手権は終了となる。
お互いにとてもやりずらそうだった。
1日目で終わりたくないというプレッシャー、お互いに頑張りたいという思い、
そんなものが伝わってきて、今回、一番見ているのがつらい試合だった。
試合は中盤4-7で井上プロリード。
二人ともドロドロ。
結局このテーブルが、この日最後まで残り、ギャラリーもそこそこいる中、
ハナPがまくり、9-7で勝ち。
途中から入れだしたので根性を見たように思ったが、実はそうでなく、開き直った結果だったようだ。
なんともいえない試合だったが、2日目以降に残れたことに少しホッとした。
=16日 試合無し=
トーナメントの進行とテーブル数の関係で、試合がないので、この日は練習のみ。
この日、熱かったのは勝者側の高橋邦彦プロ vs 前原勝美プロの試合。
4-8で前原プロリーチの中、高橋プロは会場のギャラリーを味方につけ、
これぞ根性といわんばかりの玉撞きで会場を沸かせ、
決して調子は良くなさそうだけれど、出しミスしても入れ、出しミスしても入れ、狙いたおし、
最後は気迫で勝利をもぎ取った(9-8)。
ギャラリーを味方にする人気もさることながら、その声援を力に変える精神力はさすがだと思った。
=17日 3試合目(敗者2回戦) パトリック・オーイ(マレーシア)=
いい出だしと思えた・・・が、4-0にするゲーム、残り2こで出しミス。
あっという間に3-3。
そのあとも優位に進めるが、9-7で上がるところ、7から8に出しミスで8-8のフルセットに。
最終ラック、4のセーフティーが決まり、なんとか9-8で勝ち。
油断なのか、慎重すぎるのか、自分のリズムで撞けていない感じがする。
=18日 4試合目(敗者3回戦) 石田達廣プロ(大阪)=
1ゲームめの②番をハナPが抜き、いきなり0-5までいかれ、ビックリした。
石田プロが0-6にするゲームの⑨番を抜き、そこからハナP逆襲。
ブレイクが当たっていたこともあり、マス割りも含め、9練取。
9-5で勝ち。
つきもあったが、リードされても慌てず、良い精神状態だったのではないか。
同時刻、注目の試合は、
台湾の若手であり、2005年の世界チャンプでもある呉珈慶(ウーチャーチン)vs 日本期待の新星・大井直幸プロ。
大井プロのセーフティーミスからウーがとりきり1-0にすると、
コンビ1つ、マス割り7つの8連取で終了。
大井プロは初めの1ゲームしか撞いていない。30分かからなかった(泣)。
=5試合目(敗者4回戦) 張裴璋(チャンペイウェイ)(台湾)=
この試合に勝てば最終日に残れるという試合。
1-4でリードされたところでタイムアウト。
気持ちを入れなおす。
3-5、3-6、4-6、5-6と追い上げる。
台湾 vs 日本ということもあり、いつしか会場もハナPの見方に。
1つ返すたび、ファインショットが出るたび、大きな拍手が起こる。
・・・6-6に追いつき、リードできるゲームの⑥番で痛恨のミスキュー!
しかし、6-8になったところで再びチャンスが回ってくる。
とりきりの配置。
誰もが7点目を取ったと思ったそのとき、
・・・⑨番に出しミス!
カットにしようかバンクにしようか悩んだ末、コーナーカットを選択。
スコーン!!
いい音がした。
・・・入ったのは手玉。
会場の溜め息が痛い。
6-9で負け。
ハナPの選手権が終わった。
リードされているときこそ冷静でいること、
そして、声援を力に変えるメンタル、
こんなところが今回見えた、これからの課題といえるのではないか。
Time series: 2006/11/15(W)~19(S)
Rally name: ALL JAPAN CAMPIONSHIP 2006
Final hall: アルカイックホール・オクト(特設会場)
Journalist: RIE
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第39回 全日本選手権 Result
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Oder Name Semifinal Final
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winner リー・ヴァン・コルテッザ
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2nd 張 裴璋 W-1 3-W
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3nd 郭 柏成 1-W ー
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3nd 赤狩山 幸男 3-W ー
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